書いたプレスリリースを眺めてみよう

 

プレスリリースの作成は広報・PR業務の基本なので、目黒広報研究所でもわたしが考えたり参考にしたりしている役立ちそうなポイントを紹介してきた。たとえば以下のようなことである。

 

・ プレスリリースはポイントを一点に絞って書こうとすれば、他のポイントも枝葉としてうまくおさまってくれる
(プレスリリース作成に役立つ「一点絞り」)

・ プレスリリースは(時間があるときは)一晩寝かせると、それまで気づかなかったことや手前勝手な思い込みに気づく
(プレスリリースを「寝させる」)

・ プレスリリースは見てもらえないものと考えて、とことん本質に向き合い、内容に価値を与えなければならない」
(プレスリリースは「見てもらえないもの」と考えよう)

 

見出しのつけ方やリードの書き方など、一般的なPRの教科書本に書かれているプレスリリース作成のスキルは、基本としてもちろん大事である。しかし、それだけでは足りない。

 

読んでもらえるプレスリリースを書くためには、もう一歩泥臭く踏み込んでねばることが必要である。だから、概念的になることは承知の上で、上記のようなテーマでプレスリリースへの取り組み方を書いたのである。

 

さて、性懲りもなくおすすめしたいのが、「書いたプレスリリースを眺めてみる」 ということである。プレスリリースの草稿をプリントアウトして眺めてみる。そして、全体の白と黒のバランスをみる。

 

なんとなく黒っぽいときは、漢字が多くなっていないか、一文が長すぎないか、一段落が長すぎないか、をチェックする。漢字が多すぎると読みにくくな る傾向があるので、ひらがなにできるところは修正する (もちろん、ひらがなが多すぎても読みにくいので注意が必要)。一文が長い場合は、文を分ける。あるいは読点を見直す。一つの段落が長い場合は、改行す る。

 

反対に白っぽいときは、カタカナ用語をやたらと使っていないか、確認してみる。これはIT企業に多いのですけれど。

 

読んでくれる記者や編集者あってのプレスリリースだ。読みやすい文書になっているか、最後まで全力をつくしたい。

 

プレスリリースは、見た目も大事なのであります。