経営を強くする広報コンサルティング|株式会社プラスワン・コミュニケー ションズ

ハイライト
2012.05.09

コミュニケーションコンテンツが肝心要

企業の広報部門で主にメディアリレーションの仕事をしてきて、その土台の上で今の仕事に取り組んでいますが、ここ数年は広報やPRの枠にとらわれないように意識しています

広報・PRの観点では、世界初・日本初などの新規性や時流にのった話題性のある製品・商品だったり、すでに存在自体が社会性や公共性を持っている一部の大企業だったりすれば、特定の企業の情報でも素の状態で報道される高い可能性を持っています。その情報自体に価値があるとみなされるからです。

しかし、それ以外のほとんどの企業の製品やサービスなどの情報は、そのままニュースになる可能性は総じて低い。ミもフタもないような言い方になってしまいましたが、たいていの場合、製品やサービスやその他の企業の取り組みについて企業側の視点でしか語られておらず、ニュース性が見当たらないからです。

たしかに広報・PRでもっとも大切なのは事実です。しかし、新規性や話題性に乏しい事実を不器用にそのまま発信しても、ニュースにしてもらうことはむずかしいのも事実です。その情報はまだ素材でしかありません。その情報を可能な限り価値のあるコンテンツに進化させることが必要です。

情報素材に価値を加えたコンテンツ=コミュニケーションコンテンツを作って情報発信することを提案して、コミュニケーション業務のお手伝いに取り組んでいます。

具体的には、市場での問題点を設定し(場合によっては仮説を立て)、問題意識を喚起するような課題にブラッシュアップして、どんな製品やサービスがその課題をどのように解決するのかというストーリーを作ります。つまり訴求シナリオを作るのです。特に購買行為まで時間がかかる企業向けコンピューターシステムやソフトウェアなどのメッセージアウトには、このプロセスが有効だと考えています。(これを行うのは広報やマーケティングの知識があっても業界や製品の知識・知恵・アイデアがなければむずかしいです)

広報・PR視点で作ったコンテンツは、客観性を考慮していることから説得力の高いものができます。そしてそのコンテンツを、広報・PR活動だけでなく、広告、Web、イベントなどの複数のコミュニケーションチャネルを使って多面的に情報発信することによって一定の効果が期待できるのです。

以前、旧知のマーケティング会社CEOが大手広告代理店とマーケティングセミナーを開くと聞いて勉強しにいってきました。美容や健康分野のストーリー化マーケティングの内容だったのですが、とても刺激を受けました。商品を取り巻く環境をストーリー化・シナリオ化し、PR、広告、ウェブ、そして流通(店頭)にまで関与して商品を売っちゃおうというのです。ダイナミックです。商品の価値が比較的わかりやすい一般消費者向け商材でも、優れた商品を出せば売れる時代はとっくに終わっていて、消費者が買いたくなる文脈でコミュニケーションしないと売れない。

BtoCもBtoBも、根っこの部分はそう違いはないと思います。

*2011年8月18日に目黒広報研究所に投稿したブログを一部加筆修正して掲載しています。

上に戻る↑

会社情報

広報・PR主導のコンテンツ駆動型コミュニケーション

わたしたちからのメッセージ

正確でわかりやすい情報を社会に発信することは、いまや企業の経営を強くする上で最優先に考えなくてはならないものとなりました。これは、民間企業だけでなく、組織の運営基盤という観点から大学をはじめとする教育機関や公共機関にもいえます。その一方で、メディアの多様化により情報発信の方法は手軽になりましたが、発信する情報の質がより一層問われる時代になったと感じます。

プラスワン・コミュニケーションズの特徴は、この発信する情報の中身(コミュニケーションコンテンツ)をお客様といっしょに徹底的に考え、訴求シナリオを作り、戦略的なコミュニケーション活動の具体的な施策を立案できることです。


…続きを読む »

お知らせ

広報誌のプロデュース

お客様のメッセージとお客様のお客様のメッセージを組み合わせて、できるだけニュートラルな内容で訴求する広報誌のプロデュースを行っています。 …続きを読む »

お知らせ

逢福

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

逢福:幸福にめぐりあうこと

お知らせ

夏の講義行脚のテーマ

ここ1ヵ月の間、名古屋、大阪、東京で企業や各種団体の広報担当者の方々に向けて、メディアリレーションズを中心とした広報のお話をしてきました。

広報の仕事のやり方は、十人十色、百人百様、千差万別。それに、扱うコンテンツや人間関係、タイミングなどで情報の出し方もアウトプットもいろんな形に変化します。 …続きを読む »

お知らせ

設立10周年を迎えました

当社は今月、設立10周年を迎えました。

それまでの企業広報の経験を生かしたサービスを提供してお客様のビジネスに役立ちたいと思い、2006年から会社を運営してきましたが、この10年で広報をはじめとする企業コミュニケーションを取り巻く環境は大きく様変わりしました。 …続きを読む »

お知らせ

メディアリレーションズ実践講座で思うこと

3年ほど前に宣伝会議主催の講座で講師を担当することになった時、「メディアリレーションは広報の要」であることを柱として「広報の仕事は楽しい」ということを受講生の皆さんに伝えようと決めました。 …続きを読む »

ブログ

歳美

旧知のジャーナリストが毎年の習慣にしていると聞いて、元旦の朝刊を読み比べた。近所のコンビニエンスストアで買える全国紙、経済紙、ブロック紙の合計6紙を2日間かけてゆっくりと読む。 …続きを読む »

お知らせ

広報担当者養成講座@名古屋

本日、宣伝会議主催の広報担当者養成講座・名古屋教室におきまして、「報道対応」の講義を担当いたしました。 …続きを読む »

ブログ

真善美

早坂暁原作・山田洋次監督の映画「ダウンタウンヒーローズ」(1988年・松竹)で「真善美」という言葉を知った。この映画は旧制松山高校(愛媛大学の前身)の寄宿舎を舞台に、寮生のバンカラな生活を描いた青春群像劇である。 …続きを読む »

お知らせ

講師のお仕事@猛暑日

本日は、メディアリレーションズ実践講座の講師で、東京・青山の宣伝会議本社に行ってきました。朝から暑さ全開と思っていたら、東京は今日で5日連続猛暑日。記録更新だそうです。明日からも暑さに負けず、熱い思いで仕事に取り組みたいと思います。

お知らせ

広報担当者養成講座@大阪

本日、宣伝会議主催の広報担当者養成講座・大阪教室におきまして、「報道対応」の講義を担当いたしました。 …続きを読む »

ブログ

「神は細部に宿る」

絵文字だけで書いたゼネラルモーターズ(GM)のプレスリリースが話題になった。こちらのGMのサイトで読める(いや、読めない)。 …続きを読む »

ブログ

広報に戦略は必要なのか

NHKドラマ「64(ロクヨン)」の放送が終わった。地方県警を舞台に起こった2つの誘拐事件を広報官の視点で描いた物語で、広報室のメンバーがメディアと組織のはざまで思い悩みながら行動していく。 …続きを読む »

ブログ

情報は循環してなんぼ

菓子メーカーのカルビーでは、「社内コミュニケーションで一貫したメッセージを醸成し、対外広報で発信し、それがまた社内に返ってくる」という情報の流れを常に意識して広報活動を行っているといいます。先日出席した宣伝会議主催の「アドタイデイズ」のセッションで聞きました。ともすれば外に向かって大声を出すことばかりに気を取られがちな企業の広報活動において、今一度立ち返ってみるべき基本姿勢だと思います。 …続きを読む »

上に戻る↑

お問い合わせ | プライバシーポリシー | サイト利用規約