本、映画、テレビ、新聞などで印象に残った言葉を、手のひらサイズのノートに日々雑記。きょうは年度末。最近のなぐり書きを読み返す。広報の仕事に関連することを中心に、ときたま個人的なこと。
「人から評価されるのは危険なことです。賞をもらった時に自分を見失わないようにすれば次につながる」(旭日小綬章の樹木希林)
>> 実るほど頭を垂れる稲穂。企業のコミュニケーション活動で忘れてはならないことだと思う。
「英語の会話をしなくてはならない日の朝、英語のレコードを聴くと、そうしないよりも言葉が出やすくなる。英語で文章を書くときも、その直前にお手本となる英文をしばらく読んでから執筆にかかると書きやすくなる」(外山滋比古著「知的創造のヒント」)
>> プレスリリースの執筆前は、謙虚で飾りのないシンプルな論説文を読むに限る。
「抗議や批判のスピーチにはみなウンザリしている。単純で真実味があって希望を与えるものがいい」(フランク・キャプラ監督作品「群衆」)
>> 政治家や企業のえらいさんの方々、よろしくお願いいたします。
「英語圏に生きる人々の宿命は、世界に役立つことであり、支配することではない」(アメリカ合衆国第33代副大統領・ヘンリー・A・ウォレス)
>> アメリカ企業の日本法人の方、どうですか、この言葉!!
「相手の心を読み解く上で本当に必要なことは、相手に向き合うのではなく一緒に同じ方向を見ること。相手の注文にこたえることばかり考えてはいけない。客に寄り添い楽しみを共有すること」(NHKプロフェッショナルの流儀/コンシェルジュ・阿部佳さん)
>> メディア対応に苦慮する広報担当者にも参考になる言葉。きたやまおさむも40年以上前に「あの素晴らしい愛をもう一度」で、向き合うのではなく同じものを見る関係性について書いている。
「接続詞撲滅。接続詞は、重要な逆説以外、なるべく使わない。文章をただつなげるだけの接続詞はいらない」(朝日学生キャリア塾の草川誠塾長)
>> 広報に携わる者としても肝に銘じる。
「推敲にとってもっとも大事なのは、親切心です。サービス心ではなく、親切心です」(村上春樹・期間限定サイト「村上さんのところ」)
>> 広報の仕事にとって、すごく大事な感覚。
「コミュニケーションの基本は堂々とすること」(オスマン・サンコン)
>> 企業広報の要諦じゃないか。
「死ぬまで現状維持」(林家ペー)
>> 生きることの天才じゃないか。
「ノーマルではありたいけど、スタンダードではありたくない」
>> 2回も書いてある。なんだっけこれ?
細き流れも大河となる、はずだ。日々雑記つづけます。
*目黒広報研究所に投稿したブログを転載しています。