陽気に誘われて、近くにある国立大学のキャンパスまでサクラを見に行った。時計塔のある重厚な本館の前に、美しいサクラのトンネルができるので、毎年楽しみにしている。
いつもなら正門から入ってサクラを眺めて帰るのだが、きょうはなんとなく別の場所からキャンパス内に入った。
図書館の向かいにある斜面で、年配の女性が熱心に何か見ていたので近くに行ってみると、白いかわいい花が咲いていた。花にカメラを向けると、その向こうに土筆も一本すっくと伸びている。
ちょっと得した気分でした。
<春の草 音符のやうに のびてくる> 岸本水府
(花図鑑で調べたら「スノーフレーク」という名のヒガンバナ科の植物でした)
*目黒広報研究所に投稿したブログを転載しています。