企業のホームページなんかで「XX新聞に当社の記事が掲載されました!」や「月刊XXに当社の新商品が紹介されました!」などの表現に出くわすことがある。次のページにいけるのでクリックしてみると。。。なんと記事そのものがアップされているではないですか!
これ、新聞社や出版社の許諾を得ているのだろうか?
ネット上で情報発信が気軽にできるようになって、「著作物」「著作権」に対して感覚がにぶくなり、人のものと自分のものの区別がつかなくなっているのであろうか。
記事を無断でホームページ上に転載することは著作権侵害になる。人のものを勝手に取ってはダメなのである。
もちろん著作権者たるメディアも記事の無断転載には大いに警鐘を鳴らしている。
無断転載の禁止、転載許諾の取り方、私的使用のための複製の条件、引用の方法などについては、日本新聞協会やメディア各社のサイトに詳しく出ている。一読をおすすめする。
自らが簡単に情報発信者になりえる時代だからこそ、広報やマーケティングに携わる人間として、著作権に対する感度を磨いておきたいものです。
*目黒広報研究所に投稿したブログを転載しています。